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ベトナム視察のポイント

弊社はベトナムでワークパーミット(労働許可)取得や、ライセンス変更、様々なトラブル解決サポート活動をしている関係で様々な進出済み日本企業ともお付き合いがあります。

 

トラブル事例などでよくあることとして、「明らかに進出時の準備(調査)不足だな」と実感することがあります。

以前に日本人出向者1人とベトナム人社員5名ほどで設計業務を行っている会社から「日本のスタッフと給料変わらないのに、作業のレベルが低い上に、管理コストが高い」みたいなご相談を頂いたことがあります。

進出時や採用時の経緯を聞くと、採用してるスタッフはほぼ全て知人のベトナム人の紹介で、ろくに技術力確認もせず、給料相場も知らず全員希望額で採用してしまった、オフィスも日本の東京並みの賃料のシェアオフィスを借りてる、という状態でした。

これは進出準備時に、

1.人材紹介会社などに相談せず、相場感など理解してなかった

2.類似業種企業などのオフィス状況や立地などをチェックせず、不動産会社の紹介されるがままに選んでしまった

3.総務人材も日本語能力重視ではなく、実務経験重視すべきだった

ということが原因です。これらは進出準備時の視察で、上記をしっかりチェックすれば遥かに安いコストで運営可能でした。

たったこれだけの差なのですが、ベトナムビジネスをしっかりと理解したコンサルタントがアドバイスしながら視察するかしないかで、進出後のコストが大きく変わる典型例です。

このような失敗例が起きないようにするには視察時に

・進出済みの様々な業種や企業を訪問し、参考にする

・経験豊富なコンサルタントに意見を求める(視察を協力してもらう)

上記踏まえてコストをシビアに計算する、これだけで大きく変わります。

皆さんの中でベトナム進出をお考えの方がいらっしゃればご参考頂ければと思います。

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